記録メディア製品の使用法・保存法
フロッピーディスク編

フロッピーディスク編 Q6 フロッピーディスクは何年も使えるものでしょうか?
  もし、 フロッピーがダメになるとしたら、 そのダメになり方を3つに分けられるでしょう。
・取り扱い不良などでダメになる事故死…突発的寿命
・使い過ぎてダメになる過労死…耐久寿命
・自然にダメになる自然死…保存寿命

  1. 外来のゴミや機器の汚れ、 取扱い不良などでダメになる事故死
   フロッピーディスクがダメになる原因はほとんどが、 この事故死。 外部からのゴミ、 異物の侵入により磁性面にキズがついてしまったり、 唾、 指紋の付着などにより、 書き込み、 読み出しができなくなってしまうのです。

  2. 使い過ぎでダメになる過労死
   フロッピーディスクは、 書き込み・読み出しの時に回転するディスク面とヘッドが接触します。 ですからフロッピーディスクの耐久性はどれだけ長い時間接触し続けても大丈夫か、 ということ。 JISでは、 ごくふつうの温度・湿度で300万パス (同じトラックを300万回こする) と定めていますが、 3.5インチディスクの場合、 これは連続約167時間に当たります。 フロッピーディスクに書き込み・読み出しをおこなう時間は一回数秒〜数十秒ですから、 じっさいの使用ではとほうもない回数繰り返しても大丈夫。 しかも各メーカーの製品はJISの基準を大幅に上回る耐久性をもっています。
温度20℃前後、 湿度40〜60%といった、 人間にも心地よい環境で使われるかぎり、 使い過ぎてフロッピーディスクがダメになることは、 まずないようです。


  3. 自然にダメになる自然死
   フロッピーディスクは、 ポリエステル (ベースフイルム)、 磁性粉、 バインダー、 プラスチック (ケース) などでできています。 これらの素材に影響を与えるのは、 紫外線、 高温・高湿、 強い磁気、 化学薬品など。 こうした有害な要素に気をつけて保存すれば、 自然にダメになることはまずありません。 フロッピーディスクのメーカーでは初期に作られたフロッピーディスクを保存していますが、 すでに20年以上を過ぎてちゃんと使えています。 一般に、 記録された磁気そのものは少なくとも100年くらいはなんの変化もないといわれています。

  ●フロッピーディスクをダメにしないために、 取扱いには十分に注意しましょう。