社団法人 日本記録メディア工業会(会長
古森重驕jはこのほど、記録型DVDの製造メーカーや商品アイテムを識別するMIDコードを不正に使用した記録型DVDの一部の海外製品が国内でも出回り、DVDレコーダやパソコンのドライブで画像やデータを記録できなかったり、再生した画像が乱れる、再生そのものができないといったトラブルが発生してきていることから、HP(ホームページ)を通じて信頼性の高い当工業会会員の記録型DVDの使用を啓蒙する活動を開始しました。
記録型DVDと記録機器(レコーダ、ドライブ)の各メーカーは、記録に最適な条件を確保するために両者がお互いに認識し合うMIDコードと呼ばれる「合言葉」を記録型DVDに埋め込んでいます。MIDはManufacturer's
Identificationの略で「製造者の認識」という意味を持ちます。MIDコードはディスクの内周部に記録されていて、目で見ても判りませんので一般にはほとんど知られていません。しかし記録型DVDメーカーは世界の主な記録機器メーカーと発売前に記録再生特性の確認をし、記録機器メーカーは記録型DVDメーカーから申請されたMIDコードに合わせて最適な記録条件をあらかじめセットして記録機器を出荷していますので、品質確保で非常に大切なものです。
当工業会の会員はMIDコードを厳格に運用していますが、一部の海外メーカーが当工業会会員のMIDコードを無断で不正に使用して製造した記録型DVDが世界各地で発見され、記録できない、再生できないといったトラブルが世界中で発生しています。日本国内ではまだ数は少ないですが、インターネット販売など含む一部の流通で出回ってきました。こうした記録型DVDのMID詐称問題は、詐称された当工業会会員メーカーの信用問題だけでなく、品質の悪い記録型DVDが世の中に広まり結果として記録再生できないなど、ユーザーの不利益になるとの判断から注意喚起の啓蒙活動を開始することに致しました。
HPでは「日本記録メディア工業会会員は記録型DVDを開発した高い技術力を有し、高い品質管理水準のもとでディスクの製造を行っています。記録機器メーカーとも記録膜特性の事前確認を十分に行って、それぞれの記録型DVDの記録膜再生に固有のMIDコードを有しシステムを正しく運用しています」といった主旨のもとで、当工業会会員の記録型DVD使用を啓蒙した内容となっています。
→『記録再生の不具合について』